2020年春ごろから新型コロナウィルスの本格的な拡大に伴い、本年に至るまでパンデミック（世界的大流行）状況が続いています。この間、緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が各都道府県で実施されました。業務用酒販業界の得意先料飲店は、過去に例を見ない甚大な影響を受け、経営を取り巻く環境は一変しました。
新しい状況下での業務用酒販業界もまた厳しい経営を強いられています。ウィズコロナ・ポストコロナ時代を乗り切るための抜本的な経営改革が求められています。
経営改革の柱は次の３点です。
１）縮小した業務用市場の再成長に向けた新しい経営戦略の確立
２）データに基づく効率的な経営展開による総コストの削減
３）脱価格競争を柱にした財務体質の強化
コロナ終息後の新市場構築に必要不可欠な要諦は、「付加価値経営」への転換です。業務用酒販業者が持つ固有の価値をいかにして広く浸透させ、個別各社の経営体質を強固なものにしていくかが、今強く求められています。全社一丸となっての経営全体の抜本的改革は待ったなしの状況です。
企業の業績を永続的に、そして強固にアップしていくために不可欠なのが「データ」です。弊社は2021年10月15日付けで三菱電機ITソリューションズ株式会社（以下、MDSOL）と業務提携を締結いたしました。MDSOLが提供する酒類流通業向け販売管理システム「酒快Do」「酒Do楽」は、販売管理システムに留まらず、経営の効率化、システム化等の各部門のコンサルティングに必要な最新のデータを活用できるため（事前に了解を頂いた方のみ）、株式会社 流通システムイノベータ（DSI）のでは、これらデータからより経営実態に即したコンサルティングを提供して参ります。（酒快Doについて）
弊社は2020年に発足しましたが、過去50数年のコンサルティング活動を活かし、業務用酒販業者の再成長と業界の構造改革を支援して参ります。一層のご支援を賜りたくご挨拶とさせていただきます。
株式会社 流通システムイノベータ
代表取締役 吉田豊
業務用市場改革推進協議会 特別顧問。
TｘI研究室 代表。
1942年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒。
出版社、コンサルタント会社勤務を経て、1981年、（株）流通問題研究所を設立。
2013年、TｘI研究室開設。食品酒類業界を中心にマーケティング論を展開。
酒類食品卸売業のリテイル・サポートシステム、業務用酒販業界の市場改革に取り組む。
2007年から鹿児島大学農学部大学院非常勤講師。
※当社ではこのたび、中小企業診断士のみなさまに対し、初めて民間企業の立場から、会員登録制度に
基づく組織化の考えを導入しました。ぜひとも１人でも多くの会員登録をお勧めいたします。
（専門スタッフ募集のページからお申し込みください。）
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